オンラインカジノと税金！勝てば税金を払う必要がある！

オンラインカジノでお金を賭けてゲームに勝つと、現実のカジノと同様に勝利金をゲットすることができます。

嬉しい収入になりますが、お金を手にする以上は税金を支払う必要があります。

○オンラインカジノと税金：年間合計20万円以上勝つと確定申告が必要！

会社勤めの方の場合は給料以外に20万円以上をオンラインカジノで勝つと、確定申告して税金を支払う必要があります。

オンラインカジノで得た勝利金は、一時所得として申告することになります。

一時所得の例は、カジノや競馬やパチンコで勝ったお金。生命保険の一時金。お金を拾った時の報労金などがあります。

競馬やパチンコで勝ったときも本来は確定申告して税金を払う必要がありますが、オンラインカジノとは違って誰がどれぐらい勝っているのか分からないため、見逃されているような現状です。

オンラインカジノはどれぐらい金額が動いたのかが電子情報として残るため、申告すべき対象かどうかがすぐにバレます。

ちゃんと確定申告する必要があります。税金を払わないと、罰金の対象にもなります。税務署が調査すれば、オンラインカジノでのお金の動きは簡単に把握されてしまうことを忘れてはいけません。

○オンラインカジノと税金：各店申告するために必要な書類

会社勤めの方には、確定申告が初めてという方も多いものです。確定申告にはどういったものが必要なのでしょうか？

・源泉徴収票：年末年始の頃に勤め先である企業からもらえます。

・支払調書：年末年始の頃にオンラインカジノから受け取れます。

・経費の領収書：所得が300万円以下の場合はいりません。

最低、これらがあれば確定申告は行えます。確定申告の書類の書き方が難しくてよく分からないという方は、上記の書類をもって近場の税務署に足を運べば、書き方を教えてもらえます。

確定申告にかかる時間は税務署が込んでいなければ、それほど時間がかかるようなものではありません。

近年はネット経由での申告も増えているため、税務署の込み方も少なくなってきていますが期間内に確定申告を行うように、スケジュールには余裕をもって行動すべきです。

確定申告の受け突き時期は、2月16日～3月15日のあいだになります。

オンラインカジノと税金：確定申告時の注意点

確定申告についての疑問点は税務署に相談することで確実に解決するため、もしも分からないことがあったときには税務署を頼るようにしましょう。

さて、オンラインカジノで勝利すると確定申告をすればいいだけなのですが、この確定申告時にも注意しておくべきことがあります。

○勤め先にバレたくない方は「自分で納付」にチェックする！

勤め先の企業によっては副業を禁止していることもあります。確定申告をしたとき、気をつけないと勤め先に情報が伝わってしまいます。

勤め先に一時所得の存在を気づかれたくない方は、確定申告書の2面を見ましょう。

「給与所得者がその他の所得にかかる住民税の徴収方法」という欄があり、そこには給与から差引きと「自分で納付」という項目があります。

「自分で納付」にチェックを入れるだけで、勤め先に情報が伝わることはありません。副業禁止の場合や、一時所得について知られたくないという方は、これで対策が可能です。

○オンラインカジノと税金：一時所得の計算に注意！

収入金額－支出金額－特別控除(最大50万円)＝一時所得です。

オンラインカジノの一時所得に注意が必要なポイントは、「支出金額」の計算になります。

支出額には「損失額が含まれない」のです。

オンラインカジノで大負けする日も起こりえますが、そのときの大損した金額は支出金額に含むことはできないので注意が必要になります。

オンラインカジノで税金を支払う対象になるのは、「利益が生まれた日だけ」です。

・20××年5月11日、50万円賭けて、100万円分勝利。50万円分の利益が発生するため課税対象の日。

・同年8月5日、50万円賭けて、70万円分負け。「利益が発生していないため、税の計算に含まれない」。

ゲームに負けた日はカウントしなくてもいいということになります。基本的に勝った日だけを計算して行くことになります

ゲームに勝って勝利金を得た日の総額と、自分の本業による給与などを計算し、支払うべき税金が算出されることになります。

このことを理解して、計算していく必要があります。

まとめ

オンラインカジノと税金の関係は、注意点が少なくありません。

基本的にオンラインカジノで得た勝利金には税金がかかり、申告の対象となるのだということを忘れてはいけません。

利益が出ているときは注意しましょう。また「負けた日の損害は計算に含まれない」ため、「大負けしたから大丈夫」ということにはならないのです。

あくまでも勝った日のトータルになるため、感覚的な金額と事実が異なっている場合もあります。

オンラインカジノでの収入が発生したときは収支をきちんと計算し、確定申告をするようにしましょう。